みなさん、こんにちは。洋之介です。
今回は6世代の王と9世代の王(2023年9月22現在)メガガルーラとカイリューがなぜ強いのかを個人的にまとめようと思います。
この記事を書こうと思ったきっかけは、個人的にメガガルーラとカイリューの強さに類似点があると思ったからです。
メガガルーラとカイリューの強さを知りたい方、「メガガルーラってそういえばこんな強かったなぁ」と懐かしみたい方、メガガルーラとカイリューを強いと思っている人の意見を聞きたい方、そんな方々を楽しませる記事を書けるように、がんばります。
メガガルーラが強い理由
メガガルーラが強い理由は、個人的に以下の通りです。
一つずつ説明していきます。
①ぶっ壊れの火力
1つ目の理由は、ぶっ壊れの火力です。
メガガルーラは、"おやこあい"というぶっ壊れの特性があります。この特性は本体のガルーラが攻撃した後に子供のガルーラが攻撃できるという特性です。子供の方の火力は親の火力の半分なので、実質的に1.5倍の火力を出すことができます。(第六世代の頃はおやこあいの子供のダメージが親の半分でしたが、強すぎたため第七世代では子供のダメージが1/4になって弱体化しました。)
ガルーラの攻撃種族値は125、特攻種族値は60です。そんなガルーラが打ち分けできるこだわりハチマキとこだわりメガネを持っている訳です。しかも、連続技なので"きあいのタスキ"とか"がんじょう"も貫通できます。
そんなポケモンが弱いはずありません!!
②アホみたいな追加効果
2つ目の理由は、アホみたいな追加効果です。
1つ目の理由と同じくまたぶっ壊れの特性の話になります。 "おやこあい"は、親と子供が攻撃するので技の判定が2回になります。そのため、技の追加効果の判定も2倍になります!
例えば、いわなだれ。この技は岩タイプの威力75で命中率が90%の技です。追加効果として、30%の確率で相手のことを怯ませることができます。この追加効果30%の判定が2回行われるわけです。
30%の怯み判定が2回行われて相手が怯む確率は51%です。いわなだれの命中率の90%を考慮すると、メガガルーラがいわなだれを使用して相手が怯む確率は45.9%です!!
メガガルーラより素早さが低いポケモンは、まともに動くことができません。笑
メガガルーラには、他にも凶悪な技があります。れいとうパンチやれいとうビームをすれば相手が19%でこおり、ほのおのパンチやかえんほうしゃをすれば19%でやけど、10万ボルトをすれば相手が19%で麻痺、ひみつのちからは51%で麻痺ります。かくみだくは、32%で相手の防御が一段階ダウンし、4%で2段階ダウンします。
このポケモン、アホです!!
③ねこだまし・ふいうちという優秀な先制技
3つ目の理由は、ねこだまし・ふいうちという優秀な先制技です。
"ねこだまし"は、威力40の必ず先制できる技で、相手のことを100%で怯ませることができる技です。おやこあいとタイプ一致補正により、実質的に威力90の確定で怯ませることができるぶっ壊れ技になります。
"ふいうち"は、悪タイプの先制技です。相手が攻撃技を選択した時だけ技が成功します。技の威力に関しては、第9世代現在は"70"となって弱体化されていますが、メガガルーラが壊れてた第六世代当時の威力は"80"です。おやこあいと合わせて威力120の先制技にすることができます!
"ねこだまし"+"ふいうち"で、無振りサンダースくらいの耐久がないポケモンなら確定で落ちます!
メガガルーラの前では、速くても紙耐久であれば人権がありません!(ポケモンに対して人権ってなんだって話ですけど)
④弱点を突きにくいタイプと耐久力
4つ目の理由は、弱点を突きにくいタイプと耐久力です。
メガガルーラはノーマルタイプであり、弱点が格闘タイプだけです。さらにメガガルーラは、HPの種族値が105、防御が100、特防が100です。この耐久力、準伝説で耐久力があることで有名なユクシーとほとんど同じです!
そのため、一撃で落とすことが非常に難しいです。
超火力な上にこの耐久力……。
"壊れ"です。
⑤豊富で優秀な技
5つ目の理由は、豊富で優秀な技です。
初代のノーマルタイプということもあって、色んなタイプの技を覚えます。
タイプ一致のノーマル技だけでも、"すてみタックル"という威力が高い技、"おんがえし"という威力が高くて反動もない安定技、相手のゴツゴツメット対策になり51%で相手を麻痺らせる"ひみつのちから"、状態異常対策になる"からげんき"、とりあえず怯ませる"ねこだまし"。
他には、"じしん"、"グロウパンチ"、"けたぐり"、"かみくだく"、"ふいうち"、"れいとうパンチ"、"ほのおのパンチ"、"いわなだれ"、"がんせきふうじ"、"ちきゅうなげ"。
特殊技だと"れいとうビーム"、"かえんほうしゃ"、"だいもんじ"、"シャドーボール"、"10万ボルト"などなど……。
色んな技を覚えすぎて、全ての技を考慮して立ち回ることが困難です!
⑥型の読みづらさ
6つ目の理由は、型の読みづらさです。
5つ目の理由と被る部分にはなりますが、覚える技が多く種族値が優秀なことによって色んなことができます。ねこだましを覚えさせて対面を有利にしたりサイクル戦で削りを入れられる型、グロウパンチを覚えさせて崩しや全抜きを狙える型、特殊技を覚えさせて相手の物理受けを崩しにいく型などなど……。
特定の型がないため、読みづらく対策がしづらいです!
⑦優秀な積み技
7つ目の理由は、優秀な積み技です。
メガガルーラは"グロウパンチ"という技を覚えます。この技は、相手に技がヒットすると技の使用者の攻撃力が一段階上がるという技です。
この技が"おやこあい"と相性がいいです。"おやこあい"によって、技の判定が2回あることにより攻撃力が2段階上げる壊れ技となります。
グロウパンチを打たれてからふいうちをされて縛られる範囲が広くなったり、グロウパンチを打ってからすてみタックルを打たれて普通にクレセリアが崩されたり……。
この技やばいです。
カイリューが強い理由
メガガルーラに引き続いて、第9世代のカイリューが強い理由を記載していきます。
カイリューが強い理由は、個人的に以下の通りです。
一つずつ説明していきます。
①ぶっ壊れの特性
1つ目の理由は、ぶっ壊れの特性です。
カイリューは、"マルチスケイル"という壊れ特性があります。この特性は、HPが満タンの状態の時に相手の技を半分の威力で受けることができるという特性です。
この特性によって、カイリューを一撃で倒すことが非常に困難になります。
一回攻撃したからもう発動しないなぁ、と思っていたら"はねやすめ"をされて"マルチスケイル"がまた復活したり、ステルスロックを打ってるから安心だなぁ、と思っていたら厚底ブーツというステルスロックを無効化する道具を持っていたり……。
なんでこの特性をカイリューに渡してしまったんだ、って感じです。笑
②しんそく・アクアジェットという優秀な先制技
2つ目の理由は、しんそく・アクアジェットという優秀な先制技です。
主にしんそくのことではありますが。
"しんそく"は威力が80の先制技です。しかも普通の先制技ではなく、優先度がプラス2となっている技です。優先度というのはポケモンで技の選択順を決めているもので、普通の先制技であれば優先度がプラス1となり、相手の素早さに関係なく先制して技を出すことができます。
しかし、しんそくは優先度がプラス2のためその先制技すら先制します!
火力も普通の先制技は40なのに対して威力80です。この壊れ技を覚えているカイリューは、明らかにやばいです。
おまけで、アクアジェットという先制技を覚えます。アクアジェットは優先度プラス1で威力が40の普通の先制技ですが、しんそくが通らないポケモンに打点を持つことができます。
この2種類の先制技を持ってることは、明らかにカイリューの強い要素の一つです!
③テラスタルとの相性の良さ
3つ目の理由は、テラスタルとの相性の良さです。
カイリューはノーマルテラスタルと非常に相性がいいです。ノーマルタイプは弱点が格闘タイプしかなく、マルチスケイルがあって耐久力も高いカイリューがなると非常に突破が難しくなります。元のカイリューのタイプはひこうタイプが入っており、格闘タイプが半減です。そのため、カイリューのテラス読みで格闘タイプを打つことも非常にやりづらい行動になります。
さらにノーマルテラスタルは、カイリューの壊れ技であるしんそくの火力を1.5倍にすることができます。これが非常にやばいです。
飛行テラスタルとも相性がよく、火力が高い飛行タイプのテラバーストを打つことができるようにもなります。
ノーマルと飛行だけでなく、元々あった氷4倍弱点を消せるテラスタルとは根本的に相性がいいと思います。
④豊富で優秀な技
4つ目の理由は、豊富で優秀な技です。
カイリューは色んな技を覚えます。
物理技であれば、しんそく、じしん、げきりん、テラバースト、アクアジェット、ストーンエッジ、いわなだれ、アイススピナー、けたぐり、ボディプレス、ほのおのパンチ、かみなりパンチ、アイアンヘッド、などなど。
特殊技であれば、りゅうせいぐん、ぼうふう、エアスラッシュ、だいもんじ、10万ボルト、なみのり、れいとうビーム、などなど。
変化技であれば、りゅうのまい、はねやすめ、でんじは、アンコール、みがわり、などなど。
ほのおのうずや、ドラゴンテール、ほえるといったからめ手も覚えます。
これがカイリューに200種類の型があると言われている由縁です。
⑤型の読みづらさ
5つ目の理由は、型の読みづらさです。
④の理由と被っている部分にはなりますが、技が多いことによって存在する型も必然的に多くなります。
火力を上げられるハチマキ型から、馬持ちを良くさせる食べ残し、相手のステルスロックが怖くなくなる厚底ブーツ、物理技に対して圧力をかけられるゴツゴツメット、状態異常対策のラムのみ、キョジオーンのしおづけ対策や他の追加効果を無くせるおんみつマント、その他火力アップアイテム、などなど。
カイリューはなんでも持ち物を持つし、どんな型でも存在するイメージです。
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして欲しいです。
⑥優秀な積み技
6つ目の理由は、優秀な積み技です。
カイリューは"りゅうのまい"という技を覚えます。この技は、攻撃力と素早さを一段階上げることができる技です。
この技によって、全抜き性能を上げることができますし、相手に隙を見せてはいけない、というプレッシャーを与えることができます。
この技は、カイリューに覚えさせるにしろ覚えさせないにしろ、覚えているかもしれないということプレッシャーが強さを格段に上げていると思います。
メガガルーラとカイリューの類似点
続いて、個人的にメガガルーラとカイリューの強さの類似点を書こうと思います。
まぁ、まずは全体的に種族値が高いということですかね。どちらも耐久力が高いし、火力も高いし、攻撃よりのステータスではありますが特殊技の火力も低くなくて、おまけでまぁまぁ素早さもあるという。どっからそんなに数値持ってきたんだ、って感じですよね。笑
続いては、先制技の存在ですかね。メガガルーラに関しては、ねこだましとふいうち。カイリューに関しては、しんそくとアクアジェット。どちらも壊れた先制技を覚えます。これによって、立ち回りの幅が格段に広がります。
続いては、ノーマルタイプですかね。メガガルーラは元からノーマルタイプで、カイリューはテラスタルでノーマルタイプにする機会が多いです。ノーマルタイプは、弱点が格闘タイプしかなく一撃で倒すことが非常に困難になります。数値が高いポケモンで、ノーマルタイプは実は強いのではないでしょうか。
続いては、型の豊富さです。型が多いことによって、特定の対策をすることが非常にしづらくなります。相手のメタに対するメタをはれたりするので、型の豊富さは強さに直結すると思います。
続いては、優秀な積み技です。メガガルーラは"グロウパンチ"、カイリューは"りゅうのまい"を覚えます。優秀な技があることによって、ポケモン対戦ではできることがかなり変わってくると思います。強いポケモンの条件として、優秀な積み技はあると思います。
続いては、優秀な特性です。優秀というか、この2体に関しては、ぶっ壊れですね(笑)。メガガルーラに関しては攻めの特性、カイリューに関しては守りの特性です。次のポケットモンスター作品は、「攻めのガルーラ」「守りのカイリュー」でいいと思います(?)。
まぁ、あとは第一世代出身のポケモンってところですかね(適当)。
まとめ
今回はメガガルーラとカイリューの強さと類似点をまとめました。
こう見ると強いポケモンには、結構な類似点が見られると思います。
この記事が役に立った方がいれば、嬉しいです。