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【ポケモンSV】ねむカゴニンフィアの育成論【受けループ対策】

みなさん、こんにちは。洋之介です。

今回は、受けループやグライオン対策になるめいそうねむカゴニンフィアを紹介します。

受けループやグライオンの対策で悩んでいる方、ニンフィアを育成しようと思っている方の参考になると嬉しいです。

 

種族値

ニンフィア種族値は、上記の表の通りです。

特殊耐久がかなり高く、特攻も高め、他は控えめ、といった印象の種族値です。

タイプ相性

ニンフィアのタイプ相性は、上記の表の通りです。

弱点が2つで、半減が3つ、無効が1つと、優秀寄りのタイプだと思います。

フェアリーはテラスタイプとしても人気なので、そこからもタイプの強さがわかると思います。

型紹介

持ち物:カゴのみ
性格:ずぶとい(防御↑攻撃↓)
特性:フェアリースキン
テラスタイプ:水
技:ハイパーボイス/サイコショック/めいそう/ねむる
努力値:HB252 S4
◇調整意図
HB:パオジアンの"つららおとし"の乱数意識で、HBぶっぱ
S :余り(ヒスイヌメルゴンジバコイルエンペルトなど、60族意識で4振り。)

この育成論の型は上記の通りです。

この型について、下記に詳しく記載していきます。

この型の強い点

この型は、受けループやグライオンに対して強いことが強いです。

受けループに関しては、"めいそう"+"サイコショック"でニンフィアを受けにくるであろうラッキーやハピナスにかなり強くなります。HPの実数値が202なので"ちきゅうなげ"を4発耐えることも偉いです。

グライオンに対しては、もし"みがわり"を残されても"ハイパーボイス"が音技なので貫通して攻撃でき、"ねむる"+カゴのみのコンボでグライオンの"どくどく"にも強く出れます。

対受けループでの立ち回り

基本的には、受けループによく入っているクレベースなどのニンフィアが有利な物理受けに死に出ししたいポケモンです。そうすると、ラッキーやハピナスが出てくると思うので、"めいそう"を限界まで積みます。相手が"サイコショック"を警戒してこないのであれば、"めいそう"を6積みした"サイコショック"をすることで試合が終わると思います。

事前に味方の"ステルスロック"や"はたきおとす"などのサポートがあると、より勝率が上がると思います。

環境上位ポケモンとの相性

ここでは2023年10月21日現在のランクマッチ使用率TOP30に対して、基本的に有利・基本的に不利なポケモンをまとめます。

基本的に有利なポケモン

ハバタクカミ、ガチグマ(アカツキ)、パオジアン、テツノツツミ、悪ウーラオスグライオン、ディンルー、コノヨザル、ロトム

基本的に不利なポケモン

各種オーガポン、サーフゴー、ハッサム、イダイトウ、エンペルトヒードラン、ゴリランダー

努力値振りに関して

この育成論では確定欄を「HB252S4」にしています。

HPに関して、244振り以上することは確定だと思っています。理由としては、244振り以上することによってHPの実数値が201になり、ラッキーやハピナスの"ちきゅうなげ"を4発耐えられるようになるからです。4発耐えられると素眠りした場合も余分に1ターン動けるようになります。受けループ対策をするなら必須です。

HBにブッパしている理由は、パオジアン意識です。パオジアンに対してHB特化だと"つららおとし"が4.68%の乱数2発となります。ただHPが偶数になってしまっているので、気になる方はH244B252振りでいいと思います(その場合は、パオジアンの"つららおとし"が、6.25%の乱数2発となります)。

技考察

ここでは、ニンフィアの技について記載します。

確定欄の技4つ

ハイパーボイス

"ハイパーボイス"は、威力90でノーマルタイプの特殊技です。特性のフェアリースキンと合わせることでフェアリータイプの技になり、威力が162の高威力技になります。

音技なので"みがわり"も貫通することができ、グライオン対策を考えると確定の技だと思います。

サイコショック

"サイコショック"は、威力80でエスパータイプの特殊技です。分類としては特殊技なのですが、相手の防御実数値でダメージ計算をするという特殊効果があります。

受けループのラッキーやハピナスを崩すにはこの技がないと無理なので、受けループ対策をするなら確定の技だと思います。

めいそう

"めいそう"は、自分の特攻と特防ランクを1段階上げる積み技です。

この技があることによって、崩し性能が上がり受けループ対策をすることができます。

個人的にはこの型だと確定です。

ねむる

"ねむる"は、自身が2ターンの眠り状態になることによって、HPを全回復することができます。カゴのみと相性が良く、グライオンの"どくどく"対策にもなるのでほぼほぼ確定の技になると思います。

"ねむる"を"みがわり"にして状態異常対策をして、たべのこしを持たせることもワンチャンアリかもしれません。

他の候補技

受けループとグライオンを対策するなら、確定欄の4つの技で確定だと思います。

"ねむる"を"みがわり"にして状態異常対策をして、たべのこしを持たせることもワンチャンありかもしれません。

それか"バトンタッチ"を覚えさせて、別の味方に受け崩しを任せる型もアリかもしれません。

持ち物考察

ここではニンフィアに持たせる持ち物を考察します。

カゴのみ

カゴのみは、ポケモンが眠り状態になった時に状態異常を治してくれるきのみです。

"ねむる"と相性がいいので、この型だとかなり優先度が高いと思います。

たべのこし

たべのこしは、毎ターンポケモンの最大HPの1/16を回復できる持ち物です。長く居座るこの型のニンフィアと相性は良いです。

ただ、素眠りすることになってしまうため、カゴのみと比べると優先度は低いと思います。

特性考察

ここでは、ニンフィアの特性を考察します。

フェアリースキン

フェアリースキンは、ノーマルタイプの技がフェアリータイプの技に変わってさらに威力が1.2倍される特性です。

ニンフィアの強みとなる特性だと思うので、何か理由がなければ確定です。

メロメロボディ

"メロメロボディ"は、直接攻撃を受けるときに相手を30%の確率でメロメロ状態にする特性です。

フェアリースキンが強すぎるので、出番はほぼほぼないですが、ノーマルタイプの技を採用しないのであればこの特性になると思います。

テラスタイプ考察

ここでは、ニンフィアのテラスタイプを考察します。

水タイプは、ニンフィアが弱点となる鋼タイプを半減にできます。

パオジアンの"つららおとし"や、水ウーラオスの"すいりゅうれんだ"も半減にすることができ、汎用性があるタイプだと思います。

ただ、草タイプや電気タイプが弱点となってしまうので、そこは注意が必要です。

飛行

飛行タイプは、受けループによくいるヘイラッシャの"じわれ"や、グライオンの"じしん"を無効にすることができます。

ヘイラッシャを強く意識するならこのタイプになると思います。

ノーマル

ノーマルタイプは、弱点が格闘タイプしかありません。

技を広く等倍で受けることができ、そういう観点で需要があるタイプだと思います。

鋼タイプは、ニンフィアが弱点となる鋼タイプを半減にできます。

他にも半減にできるタイプがたくさんあるので、そこが強みです。

ただ、弱点が炎・地面・格闘とメジャーなタイプなので、そこは注意です。

電気

電気タイプは、ニンフィアが弱点となる鋼タイプを半減にできます。

弱点が地面タイプしかないことが強みです。

 

ダメージ計算

ここでは、この型のニンフィアのダメージ計算を紹介します。

カイリュー

カイリューの特化ノーマルテラス"しんそく"が、確定3発

・ランク+3"ハイパーボイス"で、無振りカイリューがマルチスケイル発動時に93.75%の乱数1発

ハバタクカミ

・ランク+1"ハイパーボイス"が、H252振りハバタクカミに81.25%の乱数2発

ガチグマ(アカツキ

・"ハイパーボイス"が、H252ガチグマに1.17%の乱数2発。

・特化ノーマルテラス"ブラッドムーン"が、特防ランク+1ニンフィアに対して93.35%の乱数2発。

パオジアン

・ようきA252パオジアンの"つららおとし"が、ニンフィアに4.68%の乱数2発。

・"ハイパーボイス"が、H244振りのパオジアンまで確定1発。

水ウーラオス

・特化水ウーラオスの"すいりゅうれんだ"が、確定2発。

・"ハイパーボイス"が、H196振りまでの水ウーラオスに対して確定1発。

テツノツツミ

・ランク+1"ハイパーボイス"が、無振りテツノツツミに対して確定1発。

グライオン

・"ハイパーボイス"が、H252グライオンに対して60.54%の乱数2発。(ポイズンヒールの回復なし)

・無振りグライオンの"じしん"が、ニンフィアに確定4発

ヘイラッシャ

・"ハイパーボイス"が、H252ヘイラッシャに確定3発。

ドヒドイデ

・ランク+3"サイコショック"が、HB特化ドヒドイデに対して確定2発。

ハピナス

・ランク+4"サイコショック"が、ずぶといB252ハピナスに確定2発。

ラッキー

・ランク+6"サイコショック"が、ずぶといB252しんかのきせきラッキーに確定2発。

まとめ

今回は、受けループやグライオンに強いねむカゴめいそう型のニンフィアを紹介しました。

ニンフィアは、グライオン対策となる音技を自然に採用できるポケモンなので、そういう意味で需要があるのではないかと思います。

ニンフィアを育成しようと考えている方の、少しでも参考になったら嬉しいです。