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『無職のポケモン廃人』自称レート2000男をうちのめす〜交代読み〜【短編小説】

みなさん、こんにちは。洋之介です。

今回は、ポケモン対戦について書いた短編小説『無職のポケモン廃人』シリーズの最新作を書いたので、それの宣伝です。

よかったら、読んでいただけるととても嬉しいです。

 

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本文

『無職のポケモン廃人』
 自称レート2000男をうちのめす
 〜交代読み〜
 
 2024年4月20日(土)。
 無職のポケモン廃人は、近所の公園でポケモンをしていた。
 
 細い体躯に銀縁の丸メガネ。
 黒のフード付きジャージを身につけ、
 マスクとイヤホンを装着。
 
 身長173.5cm、無職のポケモン廃人は、
 
 春のの花粉などお構いなしに、
 今日もポケモンに没頭する。
 
「あ、いたぜ、いたぜ、いたぜぇええ!!!
 まじでいやがったぜぇええええええ!!」
 
 公園内に、男の野太い声がこだました。
 その人物は、無職のポケモン廃人の前で停止する。
 が、無職のポケモン廃人はイヤホンをしているため気づかない。
 
「おい、お前、聞いてんのか!!」
 そう言われた、無職のポケモン廃人は、男の存在に気づいた。
 イヤホンを外し、その男を一瞥する。
 
 金髪に黒のサングラス。
 革ジャンを羽織ったいかにもチャラそうな男が
 そこにはいた。
 
「俺の名前は、コタロウ。
 いずれ、この世界を俺一人の力で蹂躙する男。
 お前が、この公園でポケモンばっかりやってる、
 って噂のポケモン廃人だな。
 四六時中ポケモンばっかりやってるらしいが、
 お前はクレイジーだな。ハハハハハハハハ」
 
 どういう反応をしていいのか分からず、
 困惑するポケモン廃人。
 
「……単刀直入に言うと、俺は、お前を倒しにきた。
 四六時中ポケモンをやってるお前の実力を
 俺が精査してやろうと思ってな。
 悪いが、俺はレート2000も達成したことがある、実力者。
 お前の敗北は、必然……。
 ポケモンばっかりやってるお前のプライドをズタズタにして、
 俺のテンションをウハウハにしてやるぜ!!」
 
 両者の間で全くと言っていいほどテンション感が合わず、
 ひと時の沈黙が訪れる。
 
「……対戦しますか」
 
……お、おう。話が早くて助かるぜ!!
 だが、俺のソウルトゥーソウルを舐めるんじゃねぇぞ。
 俺の魂は、宇宙と繋がっており、それは今も広がりを続けている。
 それは、つまり……」
 
 そして、対戦が始まる。
 
☆見せ合い画面
 
○ポケモン廃人
 イーユイ 
 アシレーヌ
 ランドロス
 モロバレル
 パオジアン
 カイリュー
 
○コタロウ(対戦相手)
 コノヨザル
 カイリュー
 ハバタクカミ
 ガチグマ(アカツキ)
 ヘイラッシャ
 キラフロル 6p
 
 今回対戦するルールは、
 いわゆる”63シングル”と呼ばれるルールだ。
 このルールは、見せ合い画面で互いに
 6匹のポケモンを確認し、
 相手の6匹に対して勝てそうな3匹を
 制限時間内に選んで対戦するシングルバトルルールである。
 
 ポケットモンスターSVで対戦の強さを競う
 “ランクマッチ”でも同様のルールが採用されており、
 ポケモン対戦で最もポピュラーなルールだと言える。
 
 ポケモンを3匹選出する時間が終わり、
 対戦が開始した。 
 
○0ターン目
 
 ポケモン廃人はイーユイを繰り出した。
 コタロウはコノヨザルを繰り出す。
 イーユイの特性”わざわいのたま”が発動し、周りの特防が弱まる。
 
「ハハハ。初手はイーユイか。
 なかなかいいセンスしてると思うぜ!!
 だが、しかし、俺のコノヨザルは天地雷鳴の拳を振りかざし、
 万里一空の勝利を目指す。
 悪いが、俺の勝利は変わらねぇ」
 
「…………」 
 
 このターンポケモン廃人が繰り出したイーユイは、
 金魚をモチーフにした、
 悪・炎タイプのポケモンだ。
 
 現在のポケモン最新作、ポケモンSVの準伝説ポケモンの一体であり、
 非常に火力が高いポケモンである。
 
 その要因は、特性の”わざわいのたま”にある。
 “わざわいのたま”は、自分以外のフィールドにいるポケモンの特防が
 0.75倍されるという、非常に強力な特性である。
 
 ポケモンには攻撃技の分類に物理技と特殊技があり、
 物理技だと自分の攻撃ステータスと
 相手の防御ステータスを参照して
 ダメージ計算が行われ、
 特殊技だと自分の特攻ステータスと、
 相手の特防ステータスを参照して
 ダメージ計算が行われる。
 
 攻撃をする側の、攻撃ステータスか
 特攻ステータスが高いほど火力が上がり、
 攻撃される側の防御ステータスか
 特防ステータスが高いほど火力が下がる。 
 
 イーユイは、特攻がとても高く、
 特性の”わざわいのたま”によって相手の特防を0.75倍できるので、
 非常に火力が高い、と言える。
 
 
○1ターン目
 
コノヨザルが先行し”インファイト”。
イーユイは一撃で倒れる。 
 
「ハーーーーーハハハハッハハハハハハハ!!
 この快感がたまらねぇ……。
 相手の裏をかき、俺のペースに落とし込んでいく……。
 1ターンで3対2になっちまったぞ!!
 オラ、オラオラオラ!!!
 そんな冷静な顔してられるのも、今のうちだぜ!!」
 
 コタロウは、ポケモン廃人のポケモンを1匹無傷で倒し、
 高笑いをした。
 
「ようきスカーフですか……。
 いじっぱりスカーフまでは考慮していましたが……」
 
 このターン、ポケモン廃人はコノヨザルに先手を取られ、
 意表をつかれた。
 これには様々な要因が重なり合っている。
 
 まず一つは、素早さ種族値である。
 種族値とは、ポケモンの種族ごとに定められた値であり、
 その値が大きいほどステータスが大きくなる。
 同じポケモンだと種族値は変わらず、
 例えばコノヨザルの種族値は、
 他のコノヨザルも全て一緒である。
 
 コノヨザルの素早さ種族値は90なのに対して、
 ポケモン廃人のイーユイは100。
 普通に考えたらイーユイの方が早く動くと予想しやすいが、
 結果は違った。 
 
 2つ目は、道具”こだわりスカーフ”の存在である。
 “こだわりスカーフ”は、素早さステータスを1.5倍にできる、
 という道具である。
 ポケモンに持たせると一度使用した技を
 交代するまでずっと使用し続けないといけない
 デメリット効果があるが、 
 それでも、効果は強力。
 
 これを聞くと、
 あ、コノヨザルが”こだわりスカーフ”を持たせていたから、
 イーユイを先行して動けたんだ、と思うかもしれない。
 が、実際は少し違う。
 なぜなら、ポケモン廃人のイーユイも”こだわりスカーフ”
 を持たせていたからである。
 両者とも”こだわりスカーフ”を持たせていたのなら、
 そこに差は生じない。
 
 では、なぜ、素早さ種族値が高いイーユイが
 コノヨザルに先行されたのか。
 
 それは、3つ目の要因、性格である。
 
 ポケモンには性格補正というものが存在し、
 ポケモンの性格によってステータスの増減をを少し加えることができる。
 イーユイの性格は”ひかえめ”で、
 特攻が1.1倍になり、攻撃が0.9倍になる性格。
 それに対してコノヨザルは”ようき”で、
 素早さが1.1倍になり、特攻が0.9倍になる性格。
 
 コノヨザルは素早さに性格補正をかけていたのに対して、
 イーユイはかけていなかった。
 そのため、コノヨザルがイーユイを先行した。
 
 通常、コノヨザルには”こだわりスカーフ”を持たせるプレイヤーが少なめで、
 尚且つ、性格で素早さ補正をかけているともなるとさらに数が少なくなる。
 
 そのため、ポケモン廃人はこのターン、
 イーユイがコノヨザルに先手を取られる確率が非常に少ないと考え、
 技選択をした。
 その結果、無償でポケモンを1匹失う結果となってしまう。
 
 同じポケモンでも、型次第で有利不利が代わり、
 全て型に対応して行動することは難しい。
 そこがポケモンの面白いところでもあり、難しいところでもある。
 
 ポケモン廃人は二匹目カイリューを繰り出す。
 
○2ターン目
 
コタロウはコノヨザルを引っ込め、ヘイラッシャを繰り出す。
カイリューの"りゅうのまい"。
カイリューの攻撃ランクと素早さランクが1段階上昇する。
 
「ハーーーハハハハッハッハハ!!
 おもしれぇえ!!!
 おもしれーほど、俺の思い通りにことが進む。
 俺のヘイラッシャに、”りゅうのまい”は意味がねぇ……。
 降参してくれてもいいんだぜ!!」
 
「なるほど……。
 特性が”てんねん”のポケモンに入れ替えてきますか……」
 
 このターン、ポケモン廃人はカイリューに”りゅうのまい”を命じた。
 それは、コタロウのコノヨザルに隙があったからである。
 コノヨザルは”こだわりスカーフ”を持っているので、
 ポケモンを交代させるまで同じ技しか出せない。
 つまり、1ターン目で使用した”インファイト"しか使えない状況であった。
 "インファイト”はカイリューに効果がいまひとつなので、
 カイリューからしたら、この状態のコノヨザルが全く怖くない。
 
 “りゅうのまい”は、自分の攻撃ランクと素早さランクを1段階上昇させる技である。
 ランクが1段階上昇すると、具体的にはそのステータスが1.5倍になる。
 
 隙があるタイミングで”りゅうのまい"をすることで、
 ポケモン廃人は全抜きを試みたが、
 その思惑はコタロウのヘイラッシャに打ち砕かれる。
 
 ヘイラッシャは、ナマズのような見た目をした水タイプのポケモンで、
 非常に物理耐久力が高い。
 ヘイラッシャの特性”てんねん”は、相手の能力ランク変化を無視する。
 
 そのため、カイリューがいくら”りゅうのまい”を使用したとしても、
 ヘイラッシャの前では意味がない。
 さらにヘイラッシャは物理耐久が非常に高いため、
 通常物理アタッカーであるカイリューは相手をすることがキツイ。
 
 ポケモン廃人は、現在ポケモンの残数が2対3で、
 カイリューの”りゅうのまい”も封じられ、
 かなりきつい状況である。
 
 
○3ターン目
 
ポケモン廃人はカイリューを引っ込め、アシレーヌに入れ替える。
ヘイラッシャのゆきなだれ。
アシレーヌには効果がいまひとつで、残りHP9割ほどになる。
 
「チッ。3体目はアシレーヌか。
 交代読みで”あくび”をすればよかったかもな。
 ……だが、俺の勝利は揺るがない。
 俺には、過去を振り返り、
 反省をするなどという時間なんてない。
 なぜなら俺は、神になるという宿命の元に生まれ……」
 
 ポケモン廃人が繰り出したアシレーヌは、
 水・フェアリータイプで、
 アシカがモチーフの
 第七世代・水御三家・最終進化ポケモンである。
 
 通常、ヘイラッシャはアシレーヌに有効打をあまり持たず、
 アシレーヌは特殊攻撃が得意なポケモン。
 それに加えて、ヘイラッシャは特殊攻撃に少し弱めなので、
 アシレーヌが有利な状況である。
 
 しかし、それでも全体を通して
 ポケモン廃人が不利な状況は変わらない。
 
 ポケモン廃人は、ここからどうやって、
 戦況をひっくり返すつもりなのか。
 
 ポケモン廃人は、次のターン、勝負に出る。
 
○4ターン目
 
 コタロウはヘイラッシャを引っ込め、キラフロルを繰り出す。
 アシレーヌの"うたかたのアリア"。
 キラフロルは、一撃で倒れる。
 
「は???? まじかよ!!
 そこで、”交代読み”か……。
 なかなかやるじゃねえか……。
 しかしながら、俺は負けねぇ!!
 なぜなら、俺は、あらゆる逆境を跳ね除け……」
 
このターン、ポケモン廃人はいわゆる”交代読み"と呼ばれる行動をした。
“交代読み”とは、相手の交代を読んで、技選択をする、という行動である。
 
今回だと、ポケモン廃人は、アシレーヌとヘイラッシャの対面で、
ヘイラッシャが交代してくるであろう、と読んだ。
だから、ヘイラッシャに通る”ムーンフォース”などの技ではなく、
交代先に通るであろう”うたかたのアリア”を選択したのである。
 
その結果、狙い通りキラフロルが出てきて、
キラフロルに効果が抜群である”うたかたのアリア”が通った。
 
ヘイラッシャに通る”ムーンフォース”をそのまま選択してしまうと、
キラフロルには効果がいまひとつなので、
さらに苦しい状況になったと思われる。
 
この"交代読み”によってポケモンの残数が2対2になり、
戦況がほぼほぼ振り出しに戻った。
 
ポケモン対戦には、このような”読み"がつきもので、
読みを通すことによって、戦況を一気に変えられる場面も多い。
 
 
コタロウは再びコノヨザルを繰り出す。
 
○5ターン目
ポケモン廃人はアシレーヌを引っ込めて、カイリューを繰り出す。
コノヨザルのいのちがけ。
“いのちがけ”の効果でコノヨザルは倒れる。
カイリューは倒れる。
 
「おいおいおい、マジかよ。お前……。
 “いのちがけ”を読みやがったな!」
 
「スカーフ持ちは”いのちがけ”をもっていることが多いので、
 カイリューを合わせさせていただきました」
 
このターン、コノヨザルが使用した”いのちがけ”は、
自分の残りHPと同じダメージを相手に与え、
その代わり自分が瀕死になる、という捨て身の技である。
 
コノヨザルは、HPが高めで、先手でうてると
相手にHPが削られる前に技を使用できるので、
 “こだわりスカーフ”型のコノヨザルと”いのちがけ”は相性がいい。
 
コタロウからするとアシレーヌがめんどくさかった。
なので、アシレーヌに”いのちがけ”をして1対1交換をしたかったが、
その思惑をポケモン廃人は汲み取り、
カイリューへと交代することで防いだのである。
 
これによってアシレーヌとヘイラッシャの1対1の状況が出来上がり、
アシレーヌは基本的にヘイラッシャに有利なので、
ポケモン廃人が有利な状況へと変換することができた。
 
ポケモン廃人は、最後の一体アシレーヌを繰り出す。
コタロウは、最後の一体ヘイラッシャを繰り出す。
 
 
○6ターン目
 
アシレーヌの”ムーンフォース”。
ヘイラッシャは、残りHP5割弱ほどで耐える。
ヘイラッシャの”じわれ”。
しかし、”じわれ”はアシレーヌに当たらない。
ヘイラッシャは、持ち物”たべのこし”の効果で1/16のHPを回復する。
 
「チッ。外したか。
 だが、次は、外ずさねぇ。
 次は100%当たる。
 なぜなら、俺はこの世界の主人公なのだから……」
 
このターン、ヘイラッシャが使用した”じわれ"という技は、
"一撃必殺技"と呼ばれる技である。
一撃必殺技とは、技が相手に当たると必ず瀕死にすることができる技。
しかし、その強すぎる効果ゆえ、命中率は30%である。
 
この確率を高いと取るか低いと取るかはプレイヤーによるが、
オンライン対戦でも十分に採用される技である。
 
ヘイラッシャが持っている持ち物”たべのこし”は、
毎ターン終了時に自分のHPの1/16を回復できる持ち物。
その効果ゆえ、持久力が高いポケモンと相性が良い。
 
○7ターン目
 
ヘイラッシャの”まもる”。
アシレーヌの”ムーンフォース”。
“まもる”の効果で、ヘイラッシャは
”ムーンフォース”のダメージを受けない。
ヘイラッシャは、持ち物”たべのこし”の効果で1/16のHPを回復し、
残り体力が6割ほどになる。 
 
「悪いが、これで”ムーンフォース”を確実に堪えるようになったぜ。
 もう一度”じわれ”祭りの開催だ。ハハハ。
 この恐怖に恐れ慄き、失禁しちまうなよ!」
 
「……」
 
 ヘイラッシャが使用した”まもる”は、
 相手の技を基本的に全て防いでくれる、
 という技である。
 
 自分の素早さに関係なく先制して出せる技で、
 回復量を稼げる“たべのこし”と非常に相性が良い。
 
 ここで”まもる”をすることで、ヘイラッシャは
  “たべのこし”の回復量を稼げ、
 アシレーヌの”ムーンフォース”を耐えられるようになった。
 
 7ターン目終了時、
 ここで、ポケモン廃人はわずかに口角を上げる。
 それはコタロウの言動が面白かったからではない。
 
 勝利の道筋が見えたからである。
 
 
○8ターン目
 
アシレーヌの”エナジーボール”。
ヘイラッシャには、効果抜群で倒れる。
 
ポケモン廃人 WIN 
 
「……クソがああああああああああ。
 くそがあああああああああああ」
 
 対戦終了後、コタロウは絶叫した。
 ヘッドバンギングのように、頭を激しく揺らしている。
 
 危険を感じ、慌てて止めようとするポケモン廃人。
 しかし、瞬く間にコタロウは冷静になり、
 晴れやかな表情へと変わった。
 
「あー、悪い取り乱しちまった。
 まさか、”エナジーボール”を覚えさせてるなんて、思わなかったぜ!
 だったら、ヘイラッシャにフェアリーテラスを切るべきだったな。
 まだまだ、俺も、修行不足だな……」
 
 最終ターン、アシレーヌはヘイラッシャに効果抜群の技である
  “エナジーボール”を使用した。
 これによって”ムーンフォース”では倒せなかった、
 ヘイラッシャを倒すことに成功する。 
 
 だったら最初から”エナジーボール”を使っとけよ、
 と思うかもしれない。
 しかし、今作ではテラスタルという要素が存在し、
 タイプを変更される可能性がある。
 そうなった場合に、”エナジーボール”を使用すると
 ミスになってしまうので、
 ポケモン廃人はとりあえず”ムーンフォース”で様子見していたのだ。
 
「あー、あと、レート2000になったことがあるってのは、嘘だ。
 悪いな。実力を示さなかったら相手にされないと思って……。
 俺の実力なら1700台が関の山って感じだ。
 また、気が向いたら、リベンジさせてもらうぜ……」
 
「はい、また対戦しましょう」
 
 ポケモン廃人とコタロウは握手を交わした。
 双方ともに、笑顔だった。 

まとめ

今回は、『無職のポケモン廃人』シリーズの最新作を公開しました。

良かったら、読んだ感想など、どこでもいいのでいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。