みなさん、こんにちは。洋之介です。
今回は、レイド用のグライオンを紹介していきます。
グライオンは、ポケットモンスタースカーレットバイオレットのダウンロードコンテンツ『碧の仮面』によって解禁されたポケモンです。
レイド用グライオンを育成しようと思っている方の少しでも参考になれば嬉しいです。
種族値
グライオンの種族値は上記の表の通りです。
ぼうぎょのステータスが高く、こうげきとすばやさが少し高い程度の種族値ですね。
これだけ見るとあんまり強くなさそうですが、グライオンの強い点は他にあります。
タイプ相性(地面・飛行)
グライオンのタイプ相性は、上記の表の通りです。
弱点が2つあって、半減以下が5つあるタイプです。
グライオンの強い点
グライオンは、タイプ・覚える技・特性が強いです。
タイプは、地面・飛行タイプです。このタイプは無効タイプが2つ、半減タイプが3つあるのに対して弱点が2つしかない優秀なタイプです。
それに加えて、グライオンは特性の"ポイズンヒール"があります。この特性は、自身が毒状態である時に自分のHPを毎ターン1/8回復する特性です。持ち物で"どくどくだま"を持たせることによって、能動的にこの特性を発動することができます。この特性が破格の性能を持っており、タイプや種族値も相まってかなりの耐久ポケモンになることができます。さらにこの特性は自身が状態異常になることによって、レイドポケモンで厄介な"あくび"や"キノコのほうし"などの状態異常を防ぐことができます。
さらにグライオンは、レイドで強力な"つるぎのまい"と"いやなおと"を覚えます。
基本の立ち回りは、ポイズンヒールを発動させて相手の攻撃を耐えながら"つるぎのまい"や"いやなおと"をします。"つるぎのまい"や"いやなおと"をしたら、"じしん"や"ダブルウイング"といった技で攻撃していきます。
自身の攻撃力を上げてレイド相手の防御力を下げ、耐久をしながら攻撃していける。そこがグライオンの強い点です!
おすすめ技
以下にオススメの技を紹介していきます。
つるぎのまい
オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
"つるぎのまい"はソロレイドをするなら確定技です。"いやなおと"と合わせて火力をあげ、攻撃していきましょう。
勘違いしている方も多いと思いますが、つるぎのまいを2回するよりも、つるぎのまい1回といやなおとを1回した方が火力を稼ぐことができます。理由としては、つるぎのまいは自分の攻撃力を2倍、3倍、4倍と増やしていく技で、いやなおとは相手の防御力を1/2、1/3、1/4にしていく技だからです。つるぎのまいを2回すると元の威力の3倍になるのに対して、剣の舞といやなおとをすると4倍になります。
いやなおと
オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
"いやなおと"はソロレイドをするなら確定技です。"つるぎのまい"と合わせて火力をあげ、攻撃していきましょう。
じしん
オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️
安定した攻撃技です。"じしん"か下記で紹介している"ダブルウイング"は、メインウエポンとして採用したいところです。
ダブルウイング
オススメ度⭐️⭐️⭐️
威力が40で2回攻撃できる技です。"ダブルウイング"か上記で紹介している"じしん"は、メインウエポンとして採用したいところです。
じしんと比べると威力が低く、命中率も90%で安定していないため、オススメ度を下げました。
とびかかる
オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️
"とびかかる"は威力が80の虫物理技です。100%の確率で相手の攻撃力を下げることができます。野良レイドだと特に強い技で、味方の生存率を上げることができます。自身の防御種族値も相まって、かなりの耐久力になることができます。
むしのていこう
オススメ度⭐️⭐️⭐️
"むしのていこう"は威力が50の虫特殊技です。100%の確率で相手の特攻を下げることができます。レイド相手が特殊の場合は有効です。
"とびかかる"と比べると、オススメ度を下げています。自身の特攻が低いのに特殊技だったり、単純に威力が低かったり、防御より特防が低いのに特攻を下げる技だったり……。グライオンの種族値と噛み合いが悪いと判断し、とびかかるよりオススメ度を下げました。
ちょうはつ
オススメ度⭐️⭐️⭐️
"ちょうはつ"はレイド相手の変化技を防ぐ技です。この技は強力なのですが、相手がバリアをした状態だと効果がないためオススメ度は3です。
どろかけ
オススメ度⭐️⭐️⭐️
"どろかけ"は威力20の地面特殊技です。100%の確率で相手の命中率を下げることができます。野良レイドをするなら味方の生存率を上げることができるので、優秀な技だと思います。
すなかけ
オススメ度⭐️⭐️
"すなかけ"は相手の命中率を下げることができる変化技です。どろかけと違い、相手がひこうタイプの場合でも命中率を下げることができます。ただ、レイド相手がバリアを張っている状態だと効果がなくなるため、優先度を下げさせてもらいました。
すなあらし・あめふらし・にほんばれ
オススメ度⭐️⭐️
これらの技は、天候を変化させる技です。レイド相手が、めんどくさい天候にしてくる時に有効な技です。有効な場面がかなり限定的なため、優先度を下げさせてもらいました。
はいよるいちげき
オススメ度⭐️⭐️
"はいよるいちげき"は、虫タイプで威力70命中90の物理技です。100%の確率で相手の特攻ランクを1段階下げます。
テラレイドポケモンがシールドを張っている状態でも特攻ランクを下げられるため、対特殊レイドポケモンに対して優秀なデバフ技です。
命中率が90%なのが不安点です。
"むしのていこう"とは選択だと思いますが、命中率の関係で、"むしのていこう"よりオススメ度を下げています。
ワイドブレイカー
オススメ度⭐️⭐️
"ワイドブレイカー"は、ドラゴンタイプで威力60命中100の物理技です。100%の確率で相手の攻撃ランクを1段階下げることができます。
テラレイドバトルではシールドを張っている状態でも攻撃ランクを下げられるため、対物理レイドポケモンに対して優秀な技です。ただ、フェアリータイプには効果がないため、攻撃ランクを下げられない点には注意しましょう。
"とびかかる"とは選択になると思いますが、フェアリータイプに効果がないため、オススメ度を"とびかかる"より下げています。
その他ワンチャン使える技
○攻撃技
どくづき、でんこうせっか、れんぞくぎり、はたきおとす、アクロバット、どろぼう、からげんき、つばめがえし、じならし、マッドショット、がんせきふうじ、なげつける、かわらわり、サイコファング、ねごと、テラバースト、はたきおとす、10まんばりき、スケイルショット、じごくづき、カウンター、フェイント。
○変化技
すなかけ、かたくなる、こうそくいどう、こわいかお、まもる、こらえる、ねむる、みがわり、おいかぜ、どくどく。
おすすめ技構成・努力値
以下にオススメの技構成と努力値を紹介していきます。「ソロレイド・野良レイドアタッカー用」と「野良レイドサポート用(対物理)」です。
対特殊用のサポートグライオンは、グライオンの特防種族値が低めなため、今回は不採用にしました。
ソロレイド・野良レイドアタッカー用
特性:ポイズンヒール
テラスタイプ:じめんorひこう
性格:いじっぱり(攻撃↑特攻↓)
技:つるぎのまい/いやなおと/じしん、ダブルウイング、ちょうはつなど
努力値:HP252攻撃252 防御4
ソロレイド・野良レイドで使用できるグライオンです。
"つるぎのまい"や"いやなおと"をして攻撃技の火力をあげ、耐久しながら攻撃していきましょう!
野良レイドサポート用(対物理)
特性:ポイズンヒール
テラスタイプ:なんでも
性格:わんぱく(防御↑特攻↓)
技:とびかかる/いやなおと/どろかけ/ちょうはつ
努力値:HP252防御252 攻撃4
野良レイドで対物理用のグライオンです。
"とびかかる"・"いやなおと"・"どろかけ"・”ちょうはつ”によって、レイド相手を弱体化させながら戦っていきます。
テラスタイプに関しては、なんでもいいです。というか火力は味方任せなので、積極的にテラスタイプするポケモンじゃありません。
うまく使えばかなりのしぶとさを誇るポケモンですが、火力に関しては味方任せです。野良レイドで味方の火力が十分そうな時に使いましょう!
おすすめ特性
特性に関しては、"ポイズンヒール"一択です。
この特性によって、耐久力をかなり上昇させ、状態異常も対策することができます。
レイドにおいてグライオンを採用する理由となる特性なので確定です。
おすすめ持ち物
持ち物に関してもどくどくだま一択です。
特性と合わせることによって、耐久力をかなり上昇させることができます。
特性と同じく、レイドにおいてグライオンを採用する理由となる持ち物なので確定です。
まとめ
レイド用のグライオンを紹介しました。
グライオンは、対戦環境でも強いポケモンで、個人的に苦い思いでもあります(ポイズンヒールがしぶとすぎるため)。笑
対戦環境だと嫌われがちなポケモンですが、レイドだと耐えながら味方のサポートをして攻撃できる、かっこいいビジュアル(個人的)、あの人気者サトシの手持ちに入っていたポケモン……。そんなことを考えると、グライオンを好きになる人もいるのではないでしょうか(強引なまとめ方なような気もする)。
グライオンを使う方の少しでも参考になれば嬉しいです!