みなさん、こんにちは。洋之介です。
今回は、碧の仮面で解禁されたクワガノンの育成論を紹介します。ねばねばネット撒きの型です。
クワガノンを育成しようと考えている方の参考になると嬉しいです。
種族値
特攻がずば抜けて高く、耐久は並、素早さがかなり低い、といった種族値ですね。
タイプ相性
クワガノンのタイプ相性は、上記の通りです。
弱点が2つしかないのに比べて、半減以下が5つもある優秀よりのタイプだと思います。
型紹介
性格:ひかえめ(特攻↑攻撃↓)
特性:ふゆう
テラスタイプ:水
技:ほうでん/むしのさざめき/ボルトチェンジ/ねばねばネット
努力値:HP252 B36 C4 D132 S84
◇調整意図
HB:パオジアンの"つららおとし"をオボン込みで2耐え
HD:テツノツツミの"ハイドロポンプ"をオボン込みで2.34%以外耐え
S :無振りアカツキガチグマ抜き抜き
C :余り
この育成論の型は上記の通りです。
この型について、下記に詳しく記載していきます。
基本の立ち回り
基本的には初手に出したいポケモンです。
"ボルトチェンジ"での対面操作や"ねばねばネット"による相手ポケモンの素早さダウンをして、味方ポケモンをサポートしていきます。
他のねばねばネット撒きとの比較
現在(碧の仮面解禁後)のランクマッチで使用できる"ねばねばネット"撒きには以下のようなポケモンがいます。
この中でライバルになりそうなのは、アメモースとアブリボンですかね。
アメモースは特性の"いかく"により、相手の攻撃力を下げながら役割を遂行することができます。
アブリボンは素早さ種族値が"ねばねばネット"を覚える中で最速の124です。"きあいのタスキ"と相性がよく、"ねばねばネット"を撒いてから、もう一回行動するということを狙い安いポケモンです。
それに比べてクワガノンは、耐久種族値が並以上あり、弱点が炎と岩しかないので相手の攻撃を耐えやすいです。2回以上行動することを狙いやすいポケモンです。さらに"ボルトチェンジ"による対面操作や、特攻種族値145から繰り出される高火力技など、そういった点が強みです。
他の"ねばねばネット"撒きに関しては、種族値が低すぎたり、弱点が多すぎたりして差別化を気にする必要もないと思います。
環境上位ポケモンとの相性
以下に現時点(2023年10月5日)のランクマッチ環境で、TOP30に入っているポケモンを対象に、有利・不利なポケモンを紹介します。
基本的に有利なポケモン
水オーガポン、草オーガポン、水ウーラオス、テツノツツミ、ディンルー、エンペルト、ヘイラッシャ、ミロカロス、ゴリランダー
基本的に苦手なポケモン
炎オーガポン、岩オーガポン、ガチグマ(アカツキ)、イーユイ、グライオン、霊獣ランドロス、セグレイブ、ヒードラン、キラフロル、ヒスイヌメルゴン
技考察
ここでは、クワガノンの技を考察します。
確定欄の技4つ
上記の型で紹介した技(ボルトチェンジ、むしのさざめき、ねばねばネット、ほうでん)
ボルトチェンジ
威力が70の電気タイプ特殊技です。効果により、相手にダメージを与えながら、自分の手持ちポケモンに交代することができます。
クワガノンの素早さが低くいことにより後攻で決まりやすく、味方のエースポケモンを無償降臨しやすいです。
クワガノンの強みとなる技なので、個人的には確定です。
むしのさざめき
威力が90の虫特殊技です。10%の確率で相手のとくぼうランクを1段階下げます。音技なため、相手の"みがわり"も貫通します。
この技があることによって、ディンルーやゴリランダーに強くでられ、電気技が通らない相手にも広く等倍で入るので、個人的には確定です。
ねばねばネット
"ステルスロック"と同じ設置系の技です。設置すると相手のポケモンがでてきた時に、相手の素早さランクが1段階下がります。特性"ふゆう"や飛行タイプのポケモンには効果がありません。
味方のポケモンとの相性にもよりますが、"ねばねばネット"はこのポケモンを採用する理由となる技なので、個人的には優先度の高い技だと思います。
ほうでん
威力が80の特殊電気技です。30%の確率で相手を麻痺状態にします。
"10万ボルト"とは選択の技なので、どちらでもいいと思います。
"ボルトチェンジ"だけで電気技は足りてると思う方は、他の技に変えても全然いいと思います。
他の候補技
攻撃技
10万ボルト、かみなり、でんじほう、マッドショット、エナジーボール、テラバースト、エアスラッシュ、ラスターカノン、むしのていこう、どろかけ、ねごと、ハサミギロチン
変化技
でんじは、ひかりのかべ、てっぺき、じゅうでん、いとをはく、こらえる、ねむる、かいでんぱ、バトンタッチ こうそくいどう、まもる、あまごい、みがわり、エレキフィールド
持ち物考察
オボンのみ
この持ち物があることによって、さまざまな技の確定数をずらすことができます。クワガノンとの相性もいいので、個人的には確定です。
きあいのタスキ
この持ち物があると、"ねばねばネット"を確実に撒きやすくなります。
CSに多く振って、"でんじは"を採用するならありだとは思います。
しかし、アブリボンの方がタスキを持って"ねばねばネット"を撒くことに適していると思ったので、今回は採用を見送りました。
特性考察
特性は"ふゆう"しかないので、1択です。
"ふゆう"は、地面タイプの技が無効になる優秀な特性です。
テラスタイプ考察
みず
確定欄は水です。
水にすることによって、炎オーガポンやイーユイやヒードランの炎技を透かして、仕事をすることができます。
他のタイプでも全然ありだと思います。
はがね
特性の"ふゆう"とはがねは相性がいいです。
鋼タイプにするとガブリアス、セグレイブ、霊獣ランドロス、カイリュー、グライオン当たりに強くでれます。
おまけで"ラスターカノン"の威力を上げることもできます。
2023年10月5日現在だと、一番採用率が高いテラスタイプのようです。
でんき
特性の"ふゆう"と相性がよく、弱点を全て無くすことができます。
メインウエポンの電気技の火力も上げられます。
2023年10月5日現在だと、2番目に採用率が高いテラスタイプのようです。
ダメージ計算
以下の計算は、上記で紹介した型のクワガノンで計算をしています。"オボンのみ"込みでの計算です。
岩オーガポン
・ようきA252"ツタこんぼう"が25%の乱数。テラスタルされると確定
・いじっぱりA252だと81.25%の乱数
水オーガポン
・"むしのさざめき"で、無振りが確定1発。H252振りだと12.5%の乱数1発
サーフゴー
・無振りサーフゴーが、"ほうでん"で51.95%の乱数2発。
・おくびょうC252"シャドーボール"が、オボン込みで99.8%の乱数3発
パオジアン
・ようきA252"つららおとし"をオボン込みで確定3発
・無振りパオジアンを"むしのさざめき"で余裕で確定1発
・無振りパオジアンを"ほうでん"で確定2発
水オーラオス
・"ほうでん"でH252水ウーラオスが93.75%の乱数1発
・パンチグローブ水テラス"すいりゅうれんだ"が、確定2発
テツノツツミ
・無振りテツノツツミを"ボルトチェンジ"で、余裕の確定1発
・ゴーストテラス時の無振りテツノツツミを"ほうでん"で、78.7%〜93.9%の確定2発。"ステルスロック"や"みがわり"のダメージ込みで確定1発
・おくびょうC252"ハイドロポンプ"が2.34%以外耐え
ハッサム
・H252ハッサムに"ほうでん"が78.9%の乱数2発。
・特化ハッサムの"はたきおとす"+"ダブルウィング"を確定で耐える
ガブリアス
・ようきA252"つるぎのまい"後の"スケイルショット"を、4発で確定耐え。5発で99.76%で落ちる。
・無振りガブリアスに、"むしのさざめき"が91.4%の乱数2発
エンペルト
・H252エンペルトに"ほうでん"が確定2発
イダイトウ
・無振りイダイトウに"ほうでん"が31.25%の乱数1発
・特化てきおうりょくイダイトウの威力150"おはかまいり"が、81.25%の乱数一発
まとめ
今回はクワガノンの育成論を紹介しました。
"ねばねばネット"を覚えるポケモンでまともな性能なのは少ないので、このポケモンに行き着く方も多いのかと思います。
この記事を読んだ方で、少しでも役立てた方がいるなら嬉しいです。